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zoom RSS 老人に安全な薬

<<   作成日時 : 2017/07/22 12:12   >>

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 4月11日にこのブログに書いた、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015年版」(日本老年医学会編集発行、メディカルビュー社2015.12.20発売、1300円)にざっと目を通した。この本は、日本医療研究開発機構の研究費(国家予算)で、日本老年医学会が行った文献調査の結果を纏めたもので、医療関係者が読むように作られている。一般人向けには、やはり老年医学会が、この報告書に基いて、「高齢者が気を付けたい多すぎる薬と副作用」というパンフレットを作成、ネットで公開されているので、高齢者とその家族は、ぜひ見て欲しい。
https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/info/topics/pdf/20161117_01_01.pdf

 また最近のニュースによると、厚生労働省が、この調査結果に基に、医療現場向けの指針作成をめざし、有識者会議を招集、2018年度末までに報告書を纏めるという。言い換えれば、医者が多剤併用の副作用に気を使うようになるのは、2020年以降になるのではないだろうか。それまでは薬屋の言うままに、多くの薬が処方されて、副作用に悩む老人が増えるだろう。僕の経験からすると、「薬を止めたい」と言うと、医者のご機嫌が悪くなり、喧嘩越しにならざるを得ないのが現状である。

 高齢者になると薬の数が増える。医者の処方された薬以外に、漢方薬やサプリメントを加えると、10種類以上の人も多い。デイケアやデイサービスの昼食前後には、そんな人たちのために看護婦さんが大忙し。昼に薬がないのは僕くらいかもしれない。そんな僕でも、一日1回4種類の薬を飲んでいる。高血圧治療のカルシウム拮抗剤・アムロジピンとアンジオテンジン阻害薬・オルメティク、糖尿病治療のDDP-4阻害剤・ジャヌビア、それに整腸剤のビオフェルミン。利尿剤や、抗癲癇薬を止めるには、不愉快な思いをした。でもあのまま飲み続けていたら、今頃どうなっていたかわからない。ガイドラインによると6種類以上の薬剤服用では、薬の副作用が起こりやすくなるという。

 高齢者に多い薬の副作用には「ふらつきや転倒」がある。特に5種類以上の薬剤服用の高齢者では、4割以上の人に起きている由。高齢者は骨が脆くなっているので、転倒による骨折から寝たきりになり、認知症のきっかけになる。そのほかに、薬の副作用として、食欲低下、便秘、排尿障害、欝や譫妄、があるという。もしこのような症状が出たら、まず薬を疑ってみるのが良い。

 一般向けのパンフレットでは、「高齢者が控えたい薬の中で、よく使われている薬で特に注意が必要な薬」として、脳梗塞や心筋梗塞の予防薬として使われる抗血栓薬を挙げている。これについては、僕の体験をこのブログの2014年10月18日に「平行治療のリスクー脳梗塞と糖尿病」として書いたが、このパンフレットを見て、「僕の脳出血は抗血栓薬・バイアスピリンの副作用であった」という僕の推測が正しかったと確信した。デイケアでは、抗血栓薬を飲んでいる人も多く、僕の二の舞が起こらなければ良いがと思う。気がつかない間に、青アザが出来ていたと言うのは、要注意だろう。

 このほかに、転倒を起し易い薬剤として、睡眠薬や、低血糖を起すインシュリン、ボケが進行する鬱病の薬などが挙げられている。パンフレットには「高齢者で特に慎重な投与を要する薬物」の一覧表もあるので、副作用が心配な人はチェックしてみるのも良いかもしれない。でも薬を止めるには、国のガイドラインが出来る2020年頃までは、医者と喧嘩する必要があるかもしれない。

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