テーマ:花と自然(外国)

書評、世界植物記

 科学雑誌「ニュートン」で紹介されていた、木原浩氏の写真集「世界植物記-アフリカ・南アメリカ編」(平凡社、本体価格6800円)をアマゾンで取り寄せた。A4大型287ページのハードカバーなので、何時ものように本屋で買うのは、右半身麻痺の僕には重すぎる。初めてアマゾンを使ったが、注文の翌日には家に本が届いた。世の中便利になったものだ。 …
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南ア花街道(20)カーステンボッシュ植物園

 花街道の終着駅は、なんといってもこの世界一の自然植物園だろう。デヴィルズ・ピークの南斜面にあるこの植物園、何度来ても楽しい。テーブル・マウンテンも良く見えるし、市内も遠望できる。そして、いかにも自然に配置された、植物達がすばらしい。特に、今回はいろいろな種類のプロテアが満開の時期。南ア共和国の国花である、キングプロテアも咲いていた…
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南ア花街道(17)ウエスト・コースト国立公園

   2000年8月30日。ウエスト・コースト国立公園内のポスマンズブルグ自然保護区は、大西洋に面した丘の上の牧草地帯。ここの花畑では、ヌー、オリックス、スプリングボック、ダチョウなどが、のんびりと草をはんでいた。マクレガー農場では、花畑に羊を入れたら、3日間で食い尽くされてしまうとのことであったが、ここでは動物と花が共存していた。そ…
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南ア花街道(16)クラウンウィリアム

 2010年8月29日。今日はニューウッドビルに出かける予定であったが、花が咲いていないというので、予定を変更、クラウンウィリアムのワイルド・フラワー・フェスティバルとラムスコップ植物園に出かけることになった。    フェステバルの会場は町の小さな教会の中。キリストの像はどこか…
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南ア花街道(15)ブッシュマンクルーフ

 クランウィリアムから、高速道路を離れて東に進むと、山あいの荒れ地に入ってきた。セダーバーグ(Cederberg)野生保護区と呼ばれるこの地帯には、人の住んでいる気配が無い。何処へ行くのだろうかと心配していたら、急に目の前に綺麗な建物が現れた。  保護区内の一部が、私有のサファリ・パーク「ブッシュマンズ・クルーフ」であり、…
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南ア花街道(14)マックレーガー農場

   2000年8月29日(火)朝7時にロッジを出発。今日の訪問地、ニール・マクレガー農場は、高速道路をそれて、峠の路を登りきったった高原地帯にあった。この峠では濃霧。大西洋の湿った空気が吹き込んでくるのであろう。でも峠の上の高原は晴れ。そこここに、黄色、白、紫と、それぞれの花の群落が、美しい色模様を作っている。少ないながらも、麦畑も…
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南ア花街道(13)ナハビープ

 2回目の旅では、一回目の旅では行かなかった、ビーハップ村を訪ねる。銅鉱山の裏山で、亀裂の入った岩の小さな隙間に、びっしりと黄色のデージーが咲いていた。我が家の前の道路でも、タンポポが舗装を破って咲くが、それはせいぜい1-2株。こんなに多くの「ど根性デージー」が岩の隙間から咲くとは、まさに驚き。すごい生命力を感じる。  とこ…
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南ア花街道(12)ナマクワ国立公園

 スキルパッド自然保護区へ2度目の訪問。現在は、ナマクワ国立公園に名前が変わっている。2000年の旅は一人参加だったが、2010年の旅は、現在のパートナーと一緒。あの神々の花園を彼女にも是非見せてやりたいと思った。でも残念ながら、2010年は平凡な年で、2000年の様な降雨量はなかったらしい。したがって、花も少ないという。ちょっとガ…
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南ア花街道(11)スキルパッド自然保護区

 2000年8月28日の、二つ目の訪問先は、スキルパッド(Skilpad)自然保護区。ここはなだらかな丘陵地帯。このあたりでは、特に雨の多い地形だという。国道7号線を挟んで、グウギャップは砂漠の多い山側、スキルパッドは大西洋から湿った空気が運ばれてくる海側である。そう言われてみると、グーギャップ自然保護区よりも、スキルパッドの方が、…
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南ア花街道(10)グーギャップ自然公園

 2000年8月28日(月)ナマクワランド(Namaqua Land)最初の訪問先は、グーギャップ(Goegap)自然公園。ここは、東西を低い丘で囲まれた、なだらかな北斜面、南半球の花には、理想的な場所である。黄色と紫の花を中心に、十数種類の花たちが、入り乱れて咲き誇っている。…
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南ア花街道(9)スプリングボック

   スプリングボック(Springbok)の町の入口で写真休憩。橋の袂から後ろの山まで、一面に紫の花が、地を這うように咲いていた。黄色い花の大きなブッシュも見えた。荒涼としたナミビアの風景とは、段違いである。町を一巡りして、今日の宿泊地、コッカブーン・モーテルに到着。この町外れのモ…
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南ア花街道(8)紫の牧場

 今日は国境越えで、時差を一時間損するので、一日が短い。ナミビア時間の3時、南アフリカ時間の4時に国境に到着。ここでナミビアからのバスに別れて、ナミビア側の検問所まで迎えに来ていた南アフリカのバスに乗り換える。国境のオレンジ川に架かる橋を渡り、山道を下ると、周りの風景が、全く違った様相を見せはじめた。何にも無い砂漠地帯から、少しは草のあ…
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南ア花街道(7)アイス・フラワー

 フィシュリバー峡谷には、もっと荒々しい風景を期待していたのだが、多少期待外れ。でも、この峡谷の展望台付近に、さんごや海藻の根で侵食された痕が、明白に残っている岩を見つけて、隆起前の太古の海底の様子を想像して感激。こんな岩が、風化もせずに綺麗な形で残っているのは、乾燥地帯ならではの事である。 …
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南ア花街道(6)ナミビアの花たち

 8月27日(日)、ホテルを早めに出発して、フィッシュ・リバー・キャニオンに向かう。途中、ヒヒの出る草原や、水の無いホログ川の川底で写真休憩。このあたりはナミビアの南端、だんだん草丈が高くなり、枯れ草も多くなる。左の写真は、草丈が判るように、ヒヒの代りに、僕が写っている。  下の2枚の写真は、枯れ川の底で見つけた花たち。葉からの水…
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南ア花街道(5)岩砂漠とコッカブーン

 キャニオン・ホテルのチェックインを済ませて、巨人の遊び場(Giants' Playground)と呼ばれる、岩砂漠の中の丘陵地帯に出かける。昔、巨人達が、ここで石を積んで遊んだのだと言う。今にも崩れそうな、面白い形の石積みが、其処此処に見られる。でも、これらの石は、積んだのではない。ゴンドワナ大陸時代の古い地層から、石の間の柔らかな成…
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南ア花街道(4)ブッシュマン村

 2000年8月26日。朝6時半に起きて、ブッシュマンの保存村まで、イタリア人のグループと一緒に、朝食前の散策。案内のブッシュマンのクルカイさん説明を、ロッジの従業員デビッドが英語に訳し、さらに、我らのガイド・ゼンタちゃんが、日本語にしてくれる。デューンの波間の荒れ地を歩く。珍しく所々に木が生えている。ブッシュもある。しかし、基本的には…
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南ア花街道(3)砂漠の波(デューン)

 ウインドホック空港から250キロほど南のカルクランド(Kalkrand)で、車は高速道路を離れて、舗装の無い道に入った。砂塵を撒き散らしながら、少し走ると、道が上下に大きく波打ち始めた。波頭のあたりは、赤煉瓦色の砂漠、波間のあたりは、茶緑色のブッシュが点在する荒れ地である。波の間隔は100-200メートル、高低差は10-20メートル程…
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南ア花街道(1)植物分布図

 南アフリカ西海岸の花街道の旅は、今回が2度目。前回は、2000年8月25日に、ナミビア首都・ウインドホックから入って、南下、オレンジ川の国境を越えて、南アフリカ連邦に入り、9月1日にケープタウンを離れた。今回は2010年8月26日にヴィクトリア・フォールズからケープタウンに入り、スプリングポックまで、往復3泊4日の旅である。前回は、小…
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レムリアの住人達(6)不思議な木と、日本人

 西海岸のモロンダバで2泊して、バオバブを十分に堪能したあと、東南端にある、ベレンティに向かう。飛行機でフォール・ドーハンまで、約3時間。途中チュレアーレを経由する飛行機なので時間がかかる。ベレンティへは、そこから4輪駆動車でさらに4時間。一日がかりの移動である。  何しろ道がひどい。国道でなくて、酷道である。昔は舗装を…
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XR1-8) 黄龍の白い敦盛草

下の敦盛草の写真は、2004年7月、中国四川省の黄竜を訪ねたときに見つけたもの。赤紫色の敦盛草に混じって、一株だけ白花が咲いていた。敦盛草は蘭の仲間で、北海道や岩手県の寒冷な山岳地帯にも自生するが、日本では絶滅危惧種に指定されている。特に白花の敦盛草は、突然変異だけに、日本では超希少種とされているらしい。  同種の白花の野性蘭では、…
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XR1-7) メコノプシスと青いバラ

 上の写真は、東京薬用植物園で栽培されたメコノプシス。草丈も1メートル近くあり、支柱無しでは倒れてしまう。花も巴郎峠で見たメコノプシスの3倍以上の直径である。確かに、綺麗なブルーだが、これはヒマラヤの青いけしではなく、日本産の園芸種の青いけしである。…
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XR1‐6) 巴郎峠のメコノプシス

2004年7月、四姑娘山麓の日隆(標高3100メートル)から、標高4532メートルの巴朗峠を越して、パンダの里・臥竜に向かう。この峠の前後はメコノプシスの群生地。黄色、紫、赤のメコノプシスは沢山あるが、幻の花ブルー・ポピーはなかなか見つからない。急斜面に、やっと一株見つけて写真撮影。因みに、ブルー・ポピーとは、日本の旅行業者が、…
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XR1-5)四姑娘山麓の高山植物

 2004年7月、四姑娘山麓の鍋荘坪をハイキング。ホテルの裏山を、三々五々に、花を愛でながらの山登り。登山道の脇の斜面は、高山植物の展覧会。エーデルワイス(写真右)や、色とりどりの花を、一つ一つ観賞していたら、何時になっても、山に登れない此処も3200メートル。ゆっくり歩いているつもりだが、ちょっと息が弾む。花に興味のない人は、さっ…
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XR1-4)紫色のメコノプシス

   2004年7月、高度2500メートルの、甘孜蔵族自治州の州都・康定から、高度4200メートルの折多山峠を越えて、高度3400メートルの新都橋に向かう。折多山峠は、風が強く寒いので、ジャンパーを着る。峠の急斜面には、色とりどりの「小さな」高山植物が咲き競うが、写真にしてみると、意外と地味。枯れ草の中に隠れてしまう。 …
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XR1-3)青い花の草原(塔公高原のシノグロッサム)

 7月3日、新都橋から川蔵北路に入り、丹巴に向かう。山かげの、青い花の一面に咲く草原で写真ストップ。ガイド嬢によると、シノグロッサムという花だという。シノとかチーノ言う接頭辞は、チャイナのこと、日本名は支那忘れな草と言うらしい。チベット原産の野生勿忘草で、発がん性のアルカロイドを含んでいるので、山羊も食べない厄介者の雑草らしい。でも…
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XR1-2) 海螺溝氷河と、赤紫のシオガマ草

 2004年7月、中国四川省にある、貢嗄山(ミニア・ゴンガ)の氷河・海螺溝を訪ねた。日本の登山隊が、何度も遭難したことで、有名になったこの山は、標高7556メートル、雨の多いことでも知られる危険な山である。しかしこの山のほぼは中腹、約3500メートル地点にある、氷河の展望台までなら、観光客もロープウエイで登れる。  昨夜の雨で増水…
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XR1-1) 幻の花・セイタカ大黄

  2004年7月、中国四川省のチベット人居住区を旅した。高度2500メートルの康定を出て、バスは川蔵公路をさらに西に進む。30分ほど登った峠で、写真ストップ。朝日に輝く折多山脈が美しい。このあたりから、お花畑街道が始まった。  最初のハイライトは、楡林郷付近の谷川沿いで見つ…
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C1-6)インド・ロータン峠のメコノプシス

一番最近メコノプシスを見たのは、2010年6月、インド・ヒマラヤのラダック地方を訪れた時である。ラダック地方は、インド・パキスタン紛争で知られる、カシミール地方のインド側にある。インダス川の源流地帯で、標高は2500-4500メートル。住民の大半がチベット族で、ダライ・ラマ…
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C1-5)ブータンのメコノプシス

ブータンの国花が、ヒマラヤの青いケシ=メコノプシスであることを知ったのは、2008年7月にブータンを訪れ、中央郵便局で、写真のような切手を買った時である。この切手の花を見た時、その形からして、これは、中国四川省の巴朗峠で見たメコノプシス達と、きっと同じ種類に違いないと思った。 …
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C1-3)四川省・黄龍の赤いメコノプシス

2004年7月、朝9時過ぎに、黄龍の華龍山荘(3150m)を出発、標高3556mの五彩池までハイキング。夕方までに山荘に戻ればよいので、ゆっくりとした行程。山頂の五彩池付近で、お弁当を食べた後の、散歩で見つけたのが、写真のような赤いメコノプシスの群落。なぜかこのメコノプシス下を向いて咲いている。陽だまりは苦手らしく、木陰に多いような…
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