左利きの娘

 面白いことに気がついた。

 昨日のリハビリで、ベッドから立ち上がって、体重を麻痺している右足にかける練習をした。理学療養士は右側に立って、僕が右側へ倒れないように、軽く支えてくれた。

 その後、右足にも体重をかけて、「ゆっくり歩く」練習をした。今までの歩き方は、右足が弱いので、右足に体重がかかる前に左足を出すので、どうしても早足になる。ゆっくりしていると、急に右膝がガクンとなって転びかける。この時、理学療養士の彼女は、右斜め後ろにいて、右手で僕を軽く支えてくれた。

 先日雨の中、万世で階段を登る時、左手で杖を突いた僕の左側には、傘を持ったパートナーがたち、右側には次女が僕の右手を引いてくれた。次女が手を出してくれたので、何気なく手を出したのだが、左手の杖のほかに、右手の支えを持つことは、初めての体験。これは確かに楽で、安心感がある。でも、女性が左手をさしのべる事は珍しい。考えてみたら、次女は左ききであった。

 右側が麻痺している僕には、左利きの女性は、外食の時の最適の看護人らしい。

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