墓参旅行(2)アクアトト岐阜など

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 11月4日。9時半に妹一家4人が、10人乗りのレンタカーでホテルに迎えに来てくれた。運転は姪のご主人の遠藤さん、車のフロントグラスには「小島家ご一行様」というシールがあり、その下には「遠藤トラべル企画」と書いてある。お堅い研究者にしては、なかなかのユーモア。娘達が面白がってスマホで写真を撮る。

 8人の団体旅行の最初の訪問地は、昨日会った94歳の叔母の新居。「リノベーションをしたので、見に来て頂戴。」との招きに応じての訪問。御園座に近い自社ビルの最上階全部が彼女の住居。ここで、叔父の死後30年近く一人暮らしをしていたのだが、昨年転んで動けなくなったので、息子夫妻が同居することになった。家具などを大整理して、区切られた和室中心から、オープンな洋室中心にリノベーションをして、グッと明るくなった。小平の我が家には、僕の歩行用に手すりが張り巡らせてあるが、叔母の新居には手すりがない。でも、叔母は歩行補助器を使って、広い家中を動き回っていた。端から端まで2-3回往復すると良いリハビリになるという。30分ほど歓談して、次の目的地であるお墓に向かう。叔母が6階の窓際に立って、僕達の車が門を出るまで、手を振ってくれていた。

 名古屋高速を一宮終点で降りて、浅井から川島に向かう。このあたりは開発が遅れていて、まだ僕の幼い頃の田舎の風景が所々に残っていて懐かしい。お墓のある明通寺は、この先の木曽川を渡った岐阜県側にある。鐘楼のそばにある我が家のお墓は何も変わっていないが、お墓の前には庭園風に木が植えられ、本堂正面広場からは、見え難くなっていた。子供の頃は、本堂の扉が常に開いていて、村人は自由に入ることが出来たのだが、新しく出来たガラス戸には、鍵がかかっていた。お寺の役割も変わってきたのだろう。住職に挨拶をしたら、「僕は寝たきり」になっていた由。2011年に倒れてから半年以上は歩けなかったし、その後もデイサービス通いなので、寝たきりと変わりはない。今度、お墓に行くのは、骨になってからだろう。

 木曽川はこのあたりで大きな中州を作る。その中州は、蜂須賀小六などが活躍した尾張と美濃の合戦場であり、今はエーザイの川島工場や薬の博物館などがある。その中州の北側には、境川と木曽川の合流地点があり、そのあたりは遊水地になっていたのだが、そこに河川環境楽園と、東海北陸自動車道の川島インターができた。今回の墓参りの帰りには、その楽園に立ち寄ることにした。楽園は国営木曾三川公園の分園で入場無料なのだが、その中の展望車や遊覧船、水族館などは別料金。楽園中央のレストラン川島で昼食の後、園内を一周して、水族館・アクア・トト岐阜に入る。

 この水族館、あまり期待はしていなかったが、思いのほか素晴らしい。水族館と言うと、海の魚を思い浮かべるが、ここは淡水魚が専門。まずエレベーターで最上階に上がり、そこから螺旋の通路を降りて行くと、長良川上流から河口までの風景と共に、そこにすむ動物がわかるように展示されている。車椅子でもゆっくりと降りて行ける傾斜なのはありがたい。上流域のオオサンショウウオの事はよく知っていたが、小爪カワウソと言う小型の獺が長良川上流域にいるというのは初耳。なかなか可愛らしく、ペットにもなるそうだが、家にカワウソ専用の風呂場でもないと、飼育は難しいだろうな。。中流域の鯉やフナやセンパラ、鮎やハエ、メダカやドジョウなどは、子供の頃の思い出の魚。田ガメ虫や、アマガエルなど絶滅寸前の懐かしい動物もいた。

 常設展示も素晴らしかったが、1-2階の特別展示スペースで行われていた「世界の鯰展」は、ミシシッピーや南米オリノコ川やアマゾンや、メコンなどの大河の底に住む魚のコレクション。日本では見られない珍しい魚ばかり、これらを見るだけでも入場料の価値はある。

 アマゾンの巨大魚ピラルクが3匹もいたのには驚いた。水と一緒だから何トンもある。どうやって運んだのだろう。ピラルクはアマゾン河口の島に滞在した折に、ステーキにして食べたが、カジキのような白身で、なかなか美味しい。その時は池で泳いでいるのを垣間見た程度だが、今回は水槽で泳いでいる姿をじっくりと観察できた。南米オリノコ川の底に住む鎧をまとったようなパナクエや、ヨーロッパ大鯰やメコンの大鯰を見たのも初めて。こんなチャンスはめったにない。

 水族館をゆっくり見ていたら、暗くなってしまった。エーザイの薬の博物館にも立ち寄る予定だったが、名古屋に戻って、妹の家の近くの店で、名物のうなぎ料理・ひつまむしを8人で食べる事にした。娘達も僕もひつまむしは初体験だが、僕には味が濃すぎる。東京の鰻重の方が口に合う。妹達にホテルまで送ってもらう。ご苦労様でした。

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